大規模展示会での採用が加速化するNFC、COMPUTEX 2013
2013/06/04 [火]

世界で2番目、アジアでは最大となるコンピューター関連の展示会「COMPUTEX TAIPEI 2013」が、昨日6月4日から8日にかけて台北で開催されています。毎年開催されるこの展示会では今年、NFCを使ったサービスが新たに提供されているようです。今年2月末に開催された世界最大規模の携帯通信関連見本市、MWC(Mobile World Congress)2013もそうですが、大規模な展示会で効率性や利便性を追求する上でNFCが積極的に採用されはじめています。 computex-2013

 

COMPUTEXでは、以下2つのサービスにNFC技術を利用しています。AndroidのNFCスマートフォンに無料の専用アプリをインストールするだけで利用できます。

 
COMPUTEX公式アプリ「COMPUTEX TAIPEI 2013」
httpss://play.google.com/store/apps/details?id=com.perfect.taipeicomputex2013&hl=ja
スクリーンショット 2013-06-04 10.08.14

 

①NFCスマートフォンで楽々入場
COMPUTEXの会場へは事前登録を済ませた上で、入場する度に毎回入り口でバッジを読み取ってもらう必要がありました。新たにNFCの技術を導入したことにより、使い慣れたスマートフォンをバッジ代わりに、かざして入場することができるようになったようです。様々な目的で世界各国から人が集まるこの展示会で、どれだけの利用者がいるのか気になるところです。

 

②バッジにかざして情報交換
バッジにはICタグが内蔵されており、NFCスマートフォンをかざすとバッジ所有者の情報をアプリ内で閲覧することができます。いろんな方と名刺交換する機会が多い展示会で手持ちの名刺が切れてしまった・・・そんな時にこの機能が発揮しそうです。

 

内容はとてもシンプルですが、NFCの特徴を活かした便利なサービスです。その他会場内でNFCを使ったデバイスやソリューションが発表されていないか気になりますね。何か見つかればご紹介します♪