ご存じのようにNFCは日本だけじゃなく、海外でも積極的に活用が始まっています。今日は海外にスポットを当てて、取り組みの1つをご紹介します。紹介するのはClear Channel社が発表したNFCを活用したOOH広告です。

具体的には、イギリスで町中で見かける広告パネルにNFCに対応させ、OOH広告を展開させるというものです。以前電車内の「ペプシ スペシャル」のプロモーション企画で、タグが貼付されたつり革や広告にスマホをかざすとキャンペーンに簡単に応募できる記事をご紹介しました。仕組みは同じで規模が更に拡大したものです。
ペプシスペシャルの記事：https://www.nfctags.co.jp/nfc-news/nfc-new/1051

Clear Channel社は今回10,000の広告パネルにNFCを搭載させることを発表しました。通常の広告に加え、NFCのタッチポイントが用意され、NFCスマホをかざすことができます。QRコードも印字されるようです。

初回導入時には、イギリスの映画監督Danny Boyle氏の最新映画プロモーション、Dewynters社ののミュージカル、ケンタッキーフライドチキンの広告が展開され、それぞれタッチすると映画の予告編やプロモーションが動画で見れたり、ケンタッキー・フライドチキンは近くのお店を検索できるようになります。

広告を出す側としてはユーザとの距離が縮まるだけでなく、効果測定を行うことができる一方、ユーザ側は単純なタッチだけでいろんなお得な情報を得ることができます。

日本でも実例があり、かつ国内のNFC対応スマートフォンの機種が増加する中で、近い将来国内でNFCを利用したOOH広告が当たり前になる時が来るのではないでしょうか。楽しみです。

記事参照元は以下URLをご覧下さい。
https://www.nfcworld.com/2013/03/14/323087/10000-nfc-ad-panels-go-live-across-the-uk/

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