「玉虫塗」総本舗 東北工芸製作所ブロックチェーンとIoT(NFCタグ)の技術融合サービスを導入
2024/03/05 [火]

「玉虫塗」総本舗の有限会社東北工芸製作所は、SBIトーレサビリティ株式会社のブロックチェーンとIoT(NFCタグ)の技術融合により現物資産とデジタル情報の強固な紐づけを可能とするトーレサビリティ・サービス「SHIMENAWA(しめなわ)」を導入し、製品の真贋証明、開封検知、正規品の管理をNFCタグとNFTによる商品のロイヤリティ向上の取り組みを開始しました。

 

 

 

 

「SHIMENAWA(しめなわ)」には、大切な伝統的工芸品のブランドを保護する以下の3つの基本機能のほか、2023年12月には商品を購入し、開封させた人にだけ特別な画面が表示され、限定サイトへの誘導やNFTを受け取れる機能が実装されました。これによりNFTを中心としたWeb3事業を営むSBINFT株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高 長徳、以下「SBINFT」)が提供する総合NFT運営支援サービス「SBINFT Mits」を活用し、現物資産と強固に紐付けたNFTによる顧客ロイヤリティ向上などの取組みを進めることが可能となっています。

 

 

 

 

①    真贋証明機能

商品(現物資産)ひとつ一つにセットされるNFCタグに記録されている固有IDと、ブロックチェーン上に改ざんができない状態で記録される“いつ”、“どこで”、“誰が製造した商品”かのデジタル情報が強固に紐付けされることで、その伝統的工芸品の製造元をしっかり証明します。

 

②    開封検知機能

購入した商品が未開封の本物、正規品であることの証明と、 “いま、自分が開けた瞬間”をエンターテイメントのような仕掛けで地図上に記録することで新たな体験価値を受け取ることができます。また、この機能では、その商品が“いつごろ”、“どこで”、“開けられた(消費された)“などのデータも取得することができ、製造元・販売元はインテリジェンスな経営にそれらデータを活用できます。

 

③    正規品管理機能(出荷先情報の紐付け)

製造元でNFCタグにより商品ひとつ一つに付された固有IDに出荷先情報を紐付けし、データベースで管理することができます。これにより不正な横流しの抑止効果が働くと共に、不正に横流しされた商品の出どころの傾向を把握し、販売チャネル管理に活かすこともできます。

 

 

NFCタグのユニークIDとブロックチェーン、またNFTの組み合わせの事例がだいぶ増えてきましたね。

固有資産、ブランドの保護など、多方面での活躍が期待できます。

 

 

 

有限会社東北工芸製作j所:http://www.t-kogei.co.jp/

SBIトーレサビリティ株式会社:https://www.sbitraceability.co.jp/

 

出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000100112.html