8月20日、米マスターカードは大日本印刷、米C-SAMと共同でNFC決済・クーポンサービス『NFCモバイル・ウォレット・サービス』を日本で展開すると発表しました。NFCスマートフォンを利用して決済に加え、クーポンやポイントサービスの処理が同時に行えるとのことです。

NFCモバイル・ウォレット・サービスは、マスターカードのNFC決済サービスは、「Mobile PayPass」が利用され、C-SAMの電子財布技術を組み合わせたもの、既にシンガポールでは導入されており、決済、地下鉄乗車、電子クーポンが1台のスマートフォンで利用できるそうです。国内では、流通・サービス業向けにスマートフォンを活用した自社ブランドの電子クーポンやポイントサービスでの活用が期待されます。

現状、国内のPayPass加盟店はビックロ ビックカメラ新宿東口店とイクスピアリ等数カ所にとどまりますが、マスターカードは今年6月の段階で今後3年で41万台設置すると発表しています。一方で、ビザ・ワールドワイド・ジャパンも「三井住友カード Visa payWave」やOricoCard Visa payWaveを発表、今年末から来年にかけてNFC決済のインフラが急速に整いそうです。

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＜出典＞https://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20130822/1102023/?rt=nocnt

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