Vic社がオランダで展開する高級アパレルのアンテナショップでは、NFCを使ったサービスを展開しています。服の詳しい製品情報やプロモーション動画、クーポン等をNFCタグにかざすことでサービスを受けられるものです。

店内、または各製品にはNFCタグと合わせてQRコードも用意されており、NFC端末を持っていないお客様でもサービスが受けられるようタブレットが準備されています。サービスを提供した結果、QRコードよりNFCを使う方が多いという結果が出たそうです。

実際サービスを受ける側の立場としても、QRコードを読み取るためにはリーダーのアプリを起動してQRコードにフォーカスを合わせる手間が発生します。NFCではあれば、スマホがホーム画面の状態でタッチするだけで特典を得ることができ、非常に楽です。

お見せ側としても、限られたスペースの中で商品全てのPOPを用意するのは限界がありますし、ごちゃごちゃしたのでは店舗内の雰囲気も損なわれます。NFCで伝えたい情報は伝え、店内もスッキリでまさに理想的です。

ナクシス株式会社が運営する「RFIDモデリングラボ」では、NFCを活用したショップ内サービスを体感できるので、興味がある方は一度行ってみてはいかがでしょうか。詳しくは以下をご覧下さい。
https://naxis.net/?post_type=news&p=5255

全体で見ると店舗内でNFCが活用されている例はまだまだ少ないですが、アパレルだけじゃなく、スーパーやレストランなどの施設にも世界的にNFCが活用されるシーンが増えてきているのは事実です。

他にNFCが採用されている例など見つけましたら、どんどんご紹介していきます。

参照元：https://www.nfcworld.com/2013/04/10/323432/nfc-tags-beat-qr-codes-in-dutch-retail-pilot/

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