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①近距離無線通信の国際規格「NFC」とは何か?NFC(Near Field Communication)は、約10cmの近距離範囲を「かざす」動作だけでデータ通信を可能にする近距離無線通信規格です。Suica、PASMO、Edyなどに採用される非接触型ICカードとの互換性を持ち、NFCを搭載したスマートフォン、デジタルカメラ、パソコン、家庭用電化製品など多岐にわたる製品に対応、双方向のデータ通信を実現します。通信を行う機器間において複雑な設定を必要とせず、電子マネー決済、画像データ転送、情報のやり取りをより簡単に行えます。〜非接触カードの種類〜非接触カードは、その通信距離などによりいくつかの種類に分けられます。それぞれISO/IECによって国際標準規格が定められています。

①密着型 = 数mm程度の距離で利用

②近接型 = 10cm前後の距離で利用

③近傍型 = 70cm以上の距離で利用

④遠隔型 = 1m以上の距離で利用

私達の日常生活の中で最も利用され、NFCとも関連が深いのが、②近接型の非接触ICカードです。

ISO/IEC14443で規格化されている近接型の非接触ICカードは、さらに2種類に分かれており、Type AおよびType Bと呼ばれています

Type A =世界中で利用されており、国内ではたばこ成人識別カードの「taspo(タスポ)」や入館証などに用いられています。

Type B =国内でも運転免許証やパスポート、住民基本台帳カード等に利用されています。

日本で最も普及しているSuicaやEdyなどに用いられている非接触ICカードは、ソニーのFeliCaというカードである。FeliCaはISO/IEC14443には採用されていませんが、日本においては電子マネーや交通乗車券などで広く利用されており、海外でもシンガポールや香港などでの導入実績があります。



◆リーダー/ライター機能
NFC搭載スマートフォンがリーダー/ライターとして、ICカードやタグの読み取りをする機能です。ICタグが貼られたポスターや広告にスマートフォンをかざすと、書き込まれている情報を取得できます。地図情報やキャンペーン情報などをスマートフォンの画面上に表示することで、PRにつなげることができます。また、クーポンを発行したりと販促としての活用も大いに期待できます。
◆カードエミュレーション機能(おサイフケータイの機能)
NFC搭載のスマートフォンなどをICカード、ICタグとして使用できます。NFC搭載端末は「FeliCa」などさまざまなICカードやICタグ規格と互換性があるので、スマートフォンがICカードやICタグの役割を果たすようになります。ショッピングや飲食の際などの支払いに使え、そのほかにもポイントカード、コンサートやイベント、テーマパークなどのチケットとして使用することができます。
◆機器間通信機能
NFC搭載の機器同士を近づけるだけで、データが交換できる機能です。NFC搭載スマートフォン同士で電話番号やメールアドレスを交換することができます。写真や動画の転送の例も、この機器間通信機能です。NFC搭載の機器であれば、スマートフォンに限らず、テレビ、パソコン、デジタルカメラ、プリンターなどさまざまな機器とデータのやりとりをすることができます。

◆電車内のOOH(Out of Home)広告

サイバーエージェント、東京急行電鉄、東急エージェンシー、凸版印刷のコラボによる、サントリー食品インターナショナルの新商品「ペプシスペシャル」のプロモーションが東急東横線の車内で展開されました。

電車内のつり革広告にタッチするとキャンペーンサイトに誘導します。ユーザは専用のアプリを必要とせず、対応スマートフォンをかざすだけで気軽に情報を閲覧したり、キャンペーンに参加することができます。

◆NFCが「カギ」となるスマホと車の未来

韓国の自動車メーカーHYUNDAIは、NFCを使いスマートフォンで自動車のロックを解除し、エンジンを始動できる小型ハッチバック「i30」を発表しました。

NFCで連動させることにより、複数のスマートフォンを認識することでミラーに位置、センターパネルの設定など、ドライバーごとに車を簡単に変化させることができます。

◆エコシステムながら効果的なマーケティングツールとして活用
書き換えが可能なNFCは、プロモーションごとにポスターの貼り替えが必要ないため優れたエコシステムとしても注目されてます。加えて、NFCタグにはそれぞれ固有のIDが割り当てられており、どのエリア、デバイスで何回タッチされたかといった情報を収集することができます。

アクセス情報を解析することで、効果的なマーケティングを行うことができるのも、優れたエコシステムと言われる所以です。

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①ログの管理

QRコードは読み取った人の情報や場所などを把握することができません。NFCタグは何回タッチされたか、どういった人がタッチしたかなどの情報を得ることができます。

②耐久性

QRコードは汚れたり、かすれたりすると読み取れないことがあります。NFCタグは通信で読み込みをするためタグ自体が破損しない限り読み込めなくなることはありません。

③書き込み

QRコードは一度印刷してしまったらその内容の変更はできません。

NFCタグは何度も情報を書き換えることができます。

もちろん1度書いたデータが消えないように書き込むことも簡単にできます。

④読み取り方法/読み取りのスピード

QRコードはアプリを起動し、画面にてピントを合わせて読み取ります。NFCタグはタグにかざすだけです。アプリを開く手間、なかなか読めなくてイライラすることはありません。

2012年後半にかけて、国内をはじめ全世界でNFC対応機器が爆発的に増加しています。スマートフォンに関して国内では各キャリアが積極的にNFCを採用した端末を発表しており、現在では20種類を越える端末が販売されています。近い将来全てのスマートフォンにNFCが標準搭載するとまで言われています。

スマートフォン以外では、2013年1月に開催されたConsumer Electronics Show 2013で、ソニーが発表したテレビ、スピーカー、ヘッドフォンなどのほとんどの家電製品にもNFCが採用されました。

同じく世界で展開する家電メーカーLGは、NFC対応スマート家電を発表しました。マウス、プリンター、デジタルカメラ/ビデオなど、あらゆる機器にNFCが採用されて始めており、世界レベルでNFCの普及が急速進められています。